就活のサービスを探していてよく出会うサービスの一つがキャリアパーク就職エージェントです。
このような就活エージェントのサービスは就活に役立つものなのでしょうか?
実際に利用してみるとどうなのでしょうか?
ここではキャリアパーク就職エージェントのサービスについて詳しく見ていきます。
就活エージェントとはどのようなサービスなの?
まず、就活エージェントとはどのようなサービスなのかということです。
普通に就職活動をするときに就活エージェントが必要かというとそんなことはありません。
一般的な就活としてはリクナビやマイナビ等に登録して、そこから企業に応募して、あとは企業と応募者で直接選考を進めていくというものになります。
就活エージェントの場合は、就活生と企業の間にエージェントが入ります。
間に入ってくれますので企業で直接選考を受ける前にES診断を受けたり面接対策をしてくれたりということができます。
また具体的にどのような企業を選べばいいのかわからないという場合にアドバイスを受けられたり、実際に企業を紹介されたりします。
企業を紹介されるということは、すでに相手側にも自分の情報が伝わっているということもあり、従来の一般選考ルートとは異なるルートで選考が受けられ、内定しやすくなるという効果があります。
エージェントとの相性さえ上手くいけば、学生側には大きなデメリット等なく就活を有利に進められるものです。
キャリアパークの運営元は?
キャリアパークというのはサービス名であり、実際の運営会社はポート株式会社というところになります。
ポート株式会社はマザーズの上場企業であり、信頼度の高い企業です。
就活エージェントとしてのキャリアパークの他にも転職向けの情報提供であったり、就活生向けのイベント運営、他にも就活情報や他ジャンルを含めたメディア運営も行っています。
就活エージェントというのはなかなかその実態が見えにくいと感じるかもしれませんが、キャリアパークは運営元も上場企業としっかりしていますし、エージェントの中では有力な会社の一つとなっています。
就活のときに初めて聞くことが多いので、よくわからないというイメージが出てしまいますが、就職・転職といった市場の中でキャリアパークはそれなりの影響力を持つ会社であり、安心して利用することができます。
キャリアパークを利用するメリットとは
就活エージェントを利用するメリットというのはサービス紹介を見てわかるかと思います。
就活エージェントは相性がありますので、絶対にどこがいいということを言えるものではありません。
いくつかのサービスを利用することをおすすめします。
特にキャリアパークについてはどうなのでしょうか。
このサービスの特徴は優良企業を厳選して紹介しているというところがあります。
300社の中から紹介という形をとっているため、その300社についてはキャリアパーク側でも詳細事情を把握した上で紹介してくれます。
よくある就活ナビ関連のサービスではただ企業の案件を並べているだけですので、その企業の実態がどうなっているかについてはわかりません。
中身がわかった上でその人にあったものを紹介してくれるというのは大きいものです。
紹介企業の事例としては以下のようなものが出ています。
もちろんこれらがすべてはありませんが、それなりに納得できるような企業が出てくるのではないでしょうか。
また運営元の話でもあったように上場企業であるということは信頼度が大きいものです。
上場企業であれば外部の株主からその経営体制を評価される立場になりますし、そんなに無茶なことはできなくなります。
極端な話、あまりに条件が悪いような案件を連発して不評を買う、極端な悪評が出回ると問題になってしまいますし、運営や企業の紹介、学生のケアもきちんとしなければいけなくなってきます。
紹介実績や安心度を含めてという点でもキャリアパークは候補の一つとして考えても良いサービスになるでしょう。
キャリアパークのデメリットとは
キャリアパークのサービスを利用デメリットというのはあるのでしょうか。
いくつかのデメリットというものも出ています。
・メールが非常に多い
キャリアパークの一番の不評としては、メールが非常に多くくるということがありました。
企業の内容もあれば、あまり自分に役に立たないものもあるということで、多すぎると感じてしまうようです。
これは正直仕方がない部分もあります。企業紹介のサービスである以上、コンタクトを取り続ける必要がありますし、タイムリーで情報を配信し続けなければいけません。
逆にいえば就活に役立つ情報を流してくれているともいえます。
メールフォルダを整理する等ここは上手く対処していきましょう。
・人材紹介サービスであるため、紹介実績をつくりたい感じはある
紹介実績を作りたい。これはどういうことかというと、就活エージェントは企業に紹介して、成約することによってはじめて報酬が入るシステムになっています。
学生側が全然決めてくれない場合、ちょっと強引に紹介してくるという人は中にはいるのかもしれません。このあたりは担当としてどのような人がつくかという相性の問題と、現実的なその担当のノルマのような話が出てくるのでしょう。
学生としてはお金の支払いはありませんし、都合よく利用すればいいものになります。就活に有利な情報のみ収集して、最終的にそこで就活を決めなくても大丈夫です。
これは遠慮等する必要はありません。
ちょっとした買い物であればまだしも就活は一生の問題にもなります。
担当者への遠慮なんてものは一切いらないのです。
相性の良し悪しはありますので、もし合わない人だった場合は割り切って他のエージェントに乗り換えてみるのもいいでしょう。
・300社の中に希望の企業があるとは限らない
就活エージェントは各エージェントごとに紹介できる企業を持っています。重複している企業もあるかもしれませんが、エージェントが独自で持っている案件というのもあるでしょう。
キャリアパークは300社の優良企業に厳選しているということ。
これは厳選しているだけのメリットはありますが、同時にこの300社以外の紹介は受けられないということで、この中に希望の企業がないということもあるかもしれません。
~の仕事がやりたい、~の方向性の仕事がしたいというように職種で探している場合は該当しやすいと思いますが、具体的な企業名で狙っている場合はヒットしないかもしれません。
これは通常の選考を受けながら、キャリアパークのような紹介型も併用するということで解決できるでしょう。なんでも1つだけですべてが上手くいくということは少なく、組み合わせてみることも必要です。
キャリアパーク利用者の口コミ
キャリアパークの実際の利用者の声・口コミというのを見てみました。
・大学の就職課に相談するよりも良かった
・内定者のESを閲覧できるのが良かった
・ずっと選考が通過できず苦労していました。キャリアパークのアドバイザーからアドバイスをもらって面接内容を改善することができ、内定を取ることができました。
キャリアパークのようなエージェントタイプの就活サービスを使うかどうかは意見が分かれるかもしれませんが、しっかりと利用して効果があったという声も多く出ています。
100%全員が上手くいくというサービスではありませんが、就活サポートについてはかなり有効なものもあったりするものです。
使えるものは上手く使い、紹介を受けてみるのもいいですし、その企業が合わなそう、合いそうなものがないということであれば、そこで辞めるということで調整していくというのがいいでしょう。
就活に対して何か迷いがあるという人ほど利用してみる価値は大きいと考えられます。
公式の利用者の声から考えてみる
公式の利用者の声というのも挙げられています。
公式でありサービス側が提供した情報ではありますが、利用を考える上で参考にはなるものです。
本当にやりたいことの背中を押してもらった
キャリアパークで相談することによって、やりたいことの背中を押してもらえたというもの。自分の考えを深堀りするのに役立ったということがありました。
これは相談する効果の一つとしてあるものです。
自分だけで考えても、それが本当に正しいことなのか、この道でいいのかどうかの判断ができないこともあるんですね。
自分の考えが一番正しいなんて思っていても、実際にはそうではなくて、深堀りできていない、まだ見つけられていないということもあります。
なんとなく、今までの流れからこの業界志望がいい、こんな仕事がいいと思っていた。だけど、よくよく考えてみたら本当につきたい仕事はその業界でなくても良かった。
そういうこともあるものです。
考える幅がまだ狭い状態といいますか、いきなり就職のことを考えたときにそこまで深い考えが出てこないこともあります。
キャリアパークのような就活エージェントに相談することによってその答えが導きだせる可能性は出てきます。
社会人視点でのアドバイスが心の支えになった
どうしてもここがいいという気持ちがなく、アドバイザーに相談して心の支えができたということです。
就活をしている学生の中でも、それぞれの思いは本当にバラバラで最初からこの企業に絶対に入りたい、その業界に入れるためならなんでもするという人もいれば、どこがいいんだろう?と悩み続ける人もいます。
後者の場合に特に就活エージェントは役に立ってくれます。
大学生活を普通に過ごしてきて、特に企業に触れることもない生活を送ってきて、いきなり就活となってそんなに理想の企業が現れないのがむしろ自然です。
知っている企業が良くて、知らない企業が悪いなんてことは全くありませんし、学生視点だとわからないことも多すぎるのです。大学の学生課・就職課や親が相談者として適している場合であればいいのですが、そうもいかないという場合、エージェントを利用するのは価値が出てきます。
登録して1ヵ月で内定が出た
今までは何十社を受けても選考を通過できなかったのに、キャリアパークに相談して進めていったら1ヵ月で内定が出たという話です。
こういうケースも珍しくはないでしょう。
これはESや面接の対応の何かがおかしかったり、志望の方向性がよくなかったというようなことが多いです。
志望の方向性が定まっていないと、ESや面接でブレが出てしまい、志望度が高くないと面接官に見破られてしまったり、熱意の低さから落とされてしまうことはあります。
また何かが問題がある、書き方、答え方に問題があっても自分ではそれを認識していないと、ひたすら選考で落ち続けてしまい改善点がわからないということになってしまいます。
何が悪いのかわからない場合は、第三者の視点で見てもらうということは非常に有効です。間にエージェントを入れることによって見えてくるものもあるでしょう。
キャリアパークを利用すべきか
キャリアパークを利用した方がいいのか、それとも利用する必要はないのか。
また就活エージェントを利用すべきなのかどうなのか。
就活エージェントについては結構賛否が分かれるようではありますが、何か就活の軸について迷いがある、選考を上手く突破できないという人は使ってみた方がいいと考えます。
逆にもう志望企業が完璧に定まっている、基本スペックが高く心配がないという人はわざわざ使う必要はありません。人によって使った方がいい人、必要がない人がいますので、意見が割れるということになります。
キャリアパークがいいのか、その他のサービスがいいのかについても相性の話がありますので一律で回答することはできず、迷うくらいであれば一度参加してみて嫌であれば辞めるという方法がいいでしょう。
学生側は途中で辞めても費用が発生するわけではありませんし、その場所に行く時間だけの問題です。利用をして損をするということは基本的にはありません。
相談したいことがないのであれば、いく必要はありませんので、各自自分の状況を見て判断するようにしていきましょう。
まとめ
今回は、就活エージェントのキャリアパークについての口コミ・評判について、また利用すべきかどうかということについて書いてみました。
実際のところ利用すべきかどうかは人それぞれということになりますが、使ってみて何か損をするようなサービスではありません。
もし気になっているということであればまずは登録して、話を聞いてみて、その上で進めるのか辞めるのかを判断しても良いもなのかなとは思います。
就活は戦略的に行かないと内定を勝ち取ることはできません。通常の選考ルート以外にもさまざまなルートを探るということでこのようなエージェントも含め検討をしていくようにしましょう。