就職するに最後まで残っている業界を選びたい

新卒で就職するのには最後までその会社が残っているところを選びたいものです。
当たり前の話ですが、長年その会社で働いていると本当にその会社が最後まで残り続けるかというのはわからないものです。

学生のときに見て業績が良かったからといってそれが数年後、数十年後となるとどうなるかなんてわかりません。

あんなに調子の良かった会社が途中で潰れてしまった、あるいは潰れなくてもどこかの会社の傘下に入ることになって、従業員は事実上解雇になってしまったということもあります。

こういう点には十分に気を付けてみていきたいところです。

会社が買収されるケース

会社が買収されるケースが一番可能性は大きいです。
また、同じ業種でも別の会社になってしまうことも考えられます。
これは業界ではなくて、例えば他の企業に買収されるといった話です。
そういう場合は買収した企業の社員になるのか、それとも今まで勤めてきた会社に残るのかも考えなければなりません。
どちらにしても転職してしまえばそこでおしまいというわけではありません。
そこはきちんと考えておかないといけません。
それからもうひとつ重要なことは給料や待遇の問題です。
自分の希望通りに就職できればいいのですが、必ずしもそうとは限らないこともあります。
特に大企業ほどそういったことがあります。
中小企業の方が実は優良な会社だったということはよくあることです。
大体大手の会社だと思って入社したら、全然違ったということもよくあります。
大企業だから安心というのも全くあてにならないということです。
ですから、給料や待遇などもしっかり調べておく必要があります。
こういったことを念頭に置いて就職活動をすれば、自分が望むような就職ができる可能性は高いでしょう。
よく考えて行動しましょう。

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就活で失敗しないためにも準備が必要

新卒で就職活動をするときにはいろいろな情報を集めていかなくてはなりません。
どういう業界に行くべきか?どこの企業を選ぶべきなのか? いろいろと考えていかなければならないことがたくさんあると思います。

しかし、何よりもまず大事なのは自分のことを考えることでしょう。自分はどんなことをしたいのか?何のために働くのか?そのために自分には何が必要なのか?これらをじっくりと考えていくことが何より大事ではないでしょうか。

もちろんこのあたりを考えていくには相当な時間を要します。一年二年では答えが出ないかもしれません。
ただ、自分について考えるだけで将来の夢が見つかる人だっています。
とにかく自分自身のことを見つめなおして、これからの人生プランをしっかりと立てていきましょう。そうすれば自然と将来何をしたいかも見えてくるはずです。
そして、この段階で志望動機を考えておかなければいけません。なぜこの会社に行きたいと思ったのかということをはっきりさせておきましょう。これがないと面接官から突っ込まれてしまうことになります。

とりあえずこの会社に応募しておこうとか、なんとなくよさそうだからとか、そんな気持ちではなかなか内定を得ることはできません。
まずは自分をしっかり見つめ直して、その上で志望動機を考えるようにしてください。
さて、ここまで読んできて、それでもまだ不安だという人もいるかもしれませんね。
確かにどんな人でも最初は不安を感じるものです。それは仕方ありません。誰だって失敗したくないと思っているからです。だからこそ、事前にいろんなことを学んでおこうと思うわけです。
実際に社会人になったときに役に立つようなことを身につけようと努力しているのです。
私もそうでした。学生時代はいわゆる勉強などほとんどしませんでしたね。友達と遊んだり、バイトをしたり、遊びに行ったりしてばかりでした。大学に入ってからも同じような生活を続けていましたね。さすがにそれではまずいと思って、少しずつ自分で勉強したり、資格を取ってみたりしていました。おかげで少しはマシになりましたよ。
結局何をするにしても事前の準備って大切なんですよね。
たとえば、ビジネスマナーなどは実際働いてみないことには身につかないことが多いですよね。その道のプロである講師に教えてもらうのですから当然と言えば当然のことです。
逆に言えば、それくらい事前の準備をしないとなかなかうまくいかないということですね。つまり、それだけ大変なことだということです。ですが、だからといって逃げていては何も始まりません。結局は何らかの行動を起こさなければならないときがやってくるのです。そのときに何もできないのでは意味がありませんよね。だからこそ、今のうちからできることはやっておくべきなのです。

今ランキング上位企業が将来も上位というわけではない

学生はつい人気ランキングを見て判断しがちがですが、将来にわたってその会社がずっと人気上位にいるわけではありません。入社して自分がある程度の地位になる頃にその会社が落ち目になってしまっては何のために人気ランキングを見て選んだのかの意味がわからなくなってしまいます。

ですから、最初からあまり気にしすぎる必要はないと思いますよ。むしろ、それよりも自分の実力に見合っているかどうかというところを重視するべきですね。その点、今の時代はインターネットがありますので、各企業のホームページなどで調べてみるのも良いのではないでしょうか。そこからわかることも多いですよ。就活生の中には、ブラック企業ばかり選んでしまう人もいます。そういう人は運が悪いとしか言いようがありませんが、実際にはそうではない場合も多いです。
本当に良い会社は知名度が低いところが多いからです。そもそも知られていないからこそ、多くの人の目に触れることもないですし、それによって競争相手が少ないというメリットもあります。

逆に悪い会社というのは、知名度が高いために求人の倍率が高くなってしまって、とてもじゃないけど入ることは難しいでしょう。ですから、そういった意味では有名・無名にかかわらず、できるだけ規模が大きい会社を選んでおいた方が有利だと言えます。
いずれにしても、ネットの情報だけではわからないこともたくさんあります。ですので、気になったら実際に会社の様子を見に行くことをお勧めします。ただし、いきなり行くのではなく、ちゃんとアポをとって訪問するようにしましょう。そうすることで、自分が求めている情報が得られる可能性が高まります。
また、社員の声や働いている人の様子などが確認できることもありますので、そういったものにも注目してみるといいでしょう。就職活動中はどうしても視野が狭くなりがちなので、たまには違う視点に立って物事を見るというのも大切だと思います。

将来も需要がある仕事なのか

将来も需要がある仕事なのか、これを見極めるのは非常に難しいことにはなりますが、意識しておきたいことの一つです。
この仕事は今後数十年間存在するのか、または新しい事業からこの会社から生まれるのかという視点です。

もし新しく生まれたのであれば将来性がありそうですが、すでに存在しているとなるとちょっと期待薄かもしれません。これはあくまで私の考えなので参考程度にしておいてください。もちろん絶対とは言えませんからね。ただ、可能性があることだけは頭の片隅に入れておいてほしいと思います。
私としては、将来的に伸びる業界か伸びない業界かで判断していきたいと思っています。基本的に成長産業であればあるほど業績を伸ばしやすいということです。世の中ではよくバブル崩壊などと騒がれていますね。たしかに一時期はその煽りを受けて景気が悪くなる傾向にありましたが、今はもう回復してきていて、再び経済成長期に入ってきていると言われています。そのため、今後もしばらくは景気が良くなる可能性が高いと思われます。もちろんこれはあくまでも予想でしかないのですが、おそらく間違ってはいないだろうというのが個人的な見解です。そして、さらに言えば技術革新によってどんどん進化を遂げていく分野でもあるため、これから先数十年間は成長し続けるのではないかと思います。こういった分野で仕事ができれば間違いなく安定して収入を得ることができるようになりますね。こういった点ではかなり魅力的ではないかと思います。
一方で、衰退していく業界というものはどんなものがあるのか?これを調べるのは難しいかもしれませんが、一つあげるとするならば介護業界ではないでしょうか?高齢化社会となっている昨今では、老人ホームなどの施設の需要は非常に高まってきています。それに伴い、人材不足という問題が出てきているようです。今後はもっと深刻な問題になっていくことは間違いないと思います。こういった業界に関してはいくら頑張っても将来性が乏しいのが現実です。若い人が入ってくるような余地はありませんし、年配の世代が多くなっている現状では若者にとって魅力のある業界とは言えないと思います。かといって、この業種に就職するのはかなり難しいでしょうね。何しろ、高齢者相手の仕事の手伝いをしなくてはいけないわけですから、精神的にもかなり厳しいものがあるはずです。

このようにその業界の先がどうなるのかを考えてみることは重要です。

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