就活エージェントの情報を調べていると「エルトの就活」というチャンネルがヒットしました。
就活エージェントについて第三者が言及する動画はまだまだ少なく貴重な情報になるのかと思いますので今回レビューすることにしました。
就活エージェントのメリット・デメリット、使うべきなのかどうかについて説明します。
動画について
今回の紹介動画はこちらです。
就職エージェントって何なの?使うべき?採用コンサルタントが答えます
2020年6ガうt時点で15000回再生を超え、このチャンネルの登録者数も4万人を超えています。
就活はそこまでyoutube向きのジャンルというわけでもありませんので、同ジャンルの中では結構な人気のあるチャンスであるともいえるでしょう。
就活エージェントとは
動画の中でも説明しているのが、まず就活エージェントとはどういうものなのかということです。
これはどういうものかは知っている人は多いかもしれません。
就活エージェントというのは仲介業であって、不動産屋さんのようなものと表現しています。
不動産屋さんは窓口の人が家を持っているわけではなく、案件の紹介、仲介を行っているだけです。
就活エージェントというのも、企業の採用担当者ではない、第三者の人ということになりますが、その人が間に入って企業につないでくれるというものになります。
エージェントと通して話をして、その人に合った企業が紹介され、受けたいと意思表示をすると、エージェントから事前に企業に話を通してくれて選考が受けられるということです。
他にもESの添削、面接の添削といった就活に役立つことを無料で対応してくれたりもします。
就活エージェントを利用するメリット
就活エージェントを利用するメリットは何か。
これはいろいろありますが、エルトの就活さんは楽だった。探すのが面倒くさかったので良かったということを話しています。
1時間くらいエージェントと話をしたら何社から紹介してくれて、そこから話が進んだということです。
これだけの情報だと、なんだか楽をしたい人だけに見えてしまいますが、第三者が選んでくれるというメリットは大きいです。
リクナビやマイナビをサイトを見ればわかると思いますが、新卒の求人をしている会社はとにかく多くて、どの会社を選べばいいのかわからなくなります。
何か就業経験がある社会人であれば、検討はつくことでも学生がいきなり求人の山を見たところでどこが自分に合っていて、どこを選ぶと良さそうかなんてことはわかりにくいものです。
自分でなんとなく選んだものも本当に正しいのかどうかなんてわかりません。就活エージェントが選んだものだからといって絶対に正しいというわけではありませんが、プロの人が話を聞いて選んだくれた企業を見てみるというのは、また一つの選択してはいいものなのではと思います。
ナビサイトに載っていない求人もある
就活エージェントを使う他のメリットとして、リクナビやマイナビ等のナビサイトには掲載されていない求人も用意されていたりします。
他にない求人情報があるというのは大きなメリットになりますよね。
就活エージェントの仕組みとして企業側はエージェント経由で入社したらお金が発生する仕組みであり、それまではお金がかからないものとなっています。
その点、ナビサイトは掲載した時点でお金がかかってしまいます。
先にお金を出したくない企業であったり、ナビサイトだと埋もれてしまうので、エージェント経由で採用したいという企業も当然あるでしょう。
超大量採用ということであれば、ナビサイトはまず掲載されているものになりますが、そうではなく、数人の新卒を採用するようなところもあります。
少数精鋭系の採用の場合、ナビサイトでの大量募集よりもエージェントを通じて限られた人数を採用の場に呼んだ方が都合が良いかもしれません。
採用人数が少ないと、良くない企業なのかというと、決してそのようなことはなく、優良企業もありますし、ベンチャー企業もあるという感じです。
採用人数の多い少ないに関しては正解があるものではありませんが、大量採用ということは大量離職も見込んでいることになりますし、少人数の方が大切に育ててくれるというメリットも出てきます。
知名度が高くて、大量に採用してというのが、働く立場として良いのかというと必ずしもそうとはいえないところがあるのです。
就活エージェントのデメリット
就活エージェントを使うことにはメリットだけがあるわけではありません。
ここではデメリットとして語られていることもあります。
それは、就職エージェントによる当たり外れがある。
どのエージェント会社がダメでどこがいいというものではなく、その担当者による当たり外れの差が大きいということです。
確かにそれはそうですよねと思います。
就活エージェントの会社が凄い会社だろうとそうでない会社だろうと、学生が合うのはそこの社員1人であって、その人から紹介を受けるわけです。
エージェント会社によって取り扱っている案件にも差はありますが、それよりもその担当者個人との相性等が大きく影響してきてしまいます。
話が通じる担当者なのか、良いところをきちんと紹介してくれるのか。その人の腕次第になる部分がありますね。
担当者によってはできるだけ受かりやすいところに入れようとするということです。これが本人に合っていて入りやすいならいいですが、そうではなく、ただ成約させたいためだけに紹介をする、エージェント担当者がお金が欲しいために紹介するということもないとはいえません。
特に凄い能力、経歴がない人が就活エージェントに行くと親身になって相談にのってくれて案件を紹介してくれる人と、この人は金にならないとあまり相手にしてくれない人に分かれるそうです。
ちょっと後者の対応はひどいとは思いますが、これはどんな担当者がつくかわかりませんし、また個人によってもどのような感想になるかというのは分かれますし、本当に行ってみたいとわからない、まさにあたり外れという話になってしまいます。
【就活エージェント利用のメリットデメリット】
メリット:自分の知らない、今まで見ていなかった業界のビジネスモデルを知り、興味を広げるきっかけになる。デメリット:キャリアコンサルタントの説明、意見はあくまで初めて会った人の一意見です。全然間違っていることもあります。
(ひろ)— SUPLI (@SUPLI2021) September 6, 2016
就活エージェントは利用した方がいい?
就活エージェントについてメリット・デメリットを挙げたわけですが、実際に就活エージェントを利用した方がいいのかどうか。
これについては「1回行ってみるのはいい」という話が出ています。
私自身も個人的には一回行ってみればいいと思います。
変な先入観を抱いても何か良いことがあるわけではありませんし、学生が利用する分には無料で利用することができます。
利用するリスクはありませんし、担当者が合わないと思えばそこでやめてしまえばいいのです。
就活エージェントは1社だけでなく複数の会社がありますので、その会社で担当者を変えてもらうことができないとしても、他の会社に行ってみれば問題は解決できるかもしれません。
行ってみて上手く利用して、良いとこ取りをすればいいのです。
最終的に就活エージェント経由で決まらずに普通のナビサイトルートで内定が決まっても問題ありません。
エージェントを使って決まったらラッキーということで、選考ルートが別にもう1つ増えるということで、メリットは大きいのではないでしょうか。
第三者の視点は役に立つ
就活エージェントは第三者ということで、企業側ではない目で先に自分を見てもらうことができます。
ESを添削してもらったり、面接を見てもらうサービスもあったりします。
このような第三者の目は役に立つものです。
学生の場合、しっかりと自分を冷静に分析できていないことが多く、またESも書きなれていない、面接も話慣れていないということがほとんどでしょう。
学生でそこまで社会経験がある人は少ないですし、潜在能力があったとしてもその力を発揮できないことも多いものです。
第三者の力を借りることによって、何かの発見ができたり、能力を発揮させることができるようになる可能性があるとすれば利用する価値は大きくなるのではないでしょうか。
同期、先輩、SNS、就活エージェント等、使えるものは全部つかえば良かったなと今思います。
特に精神的にも安定するかと。ぼっちのNNT時期はつらかったので…。
留年20卒の僕はUtsuさん@3utsu とエルトさん@eruto1121 を観まくって就活しました。
— K | ミニマリスト (@G_lost09) July 5, 2019
まとめ
ここではエルトの就活というyoutubeチャンネルで就活エージェントの話が出てきていましたので紹介とレビューをしてみました。
就活エージェントにはメリットもデメリットもあります。
万人が絶対に使うといいというものでもありませんが、学生が使ってみて特に損をするというようなものでもありません。
使うことによって内定を得られるチャンスが少しでも上がるのであればどのようなものか一度試してみるというのはいいのではないでしょうか。