Fランと呼ばれる大学出身で就活をする人は不安でいっぱいの人が多いと思います。
まわりからもFランだから・・・なんて言われてしまうこともありますよね。
でも、Fランだったのは入学したときの話であり、そこから大きく成長して社会で勝負できるようになっているはずです。
(まだどうしようもないという人はこれを機会に心を入れ替えましょう)
Fランだと就活がかなり厳しいというのは事実としてあるかと思います。
でも、そんな中でもしっかりと希望の業界、会社に内定を取る人はいるのです。
Fランでの就活への不安は大きい
Fランの大学からの就活というのはどうしても不安要素が大きくなります。
大学として就職実績が弱いということもあり、必要とされる情報が入りにくいのです。
上手く就活に成功する人がいても、その数が少ないので情報として蓄積しにくいですし、優良企業との大学のつながりというのがかなり少ないというところで有名大との差がついてしまいます。
他の大学では普通の人が当たり前のことをして、当たり前に優良企業に内定を決めていたとしても、それが思うようにできない。
まわりが失敗してしまう方が多いので、まわりに流されていると自分も同じく失敗してしまう、先輩や同学年の人の動きが参考にならないというデメリットが大きいものになってしまいます。
こればかりはその環境の特質という部分もありますので今更どうこう言っても仕方がないもので自分自身が頑張らないといけません。
通常選考での不利な要素も多い
通常の企業の選考を受けるというときに不利な要素もどうしても多くなってきます。
企業の各大学向け説明会というのも、全部の大学で行うのは無理がありますので、自分の大学にまでまわってくるとは限りません。
どうしても都心の有名大学中心となってしまいます。
また説明会であっても、本当に平等に案内をされているのかというと、残念ながら怪しいこともたくさんあります。
面接においても、順番は後回しにされているかもしれません。
学校名はほとんどの会社で問われますし、それでどうしても一次的なイメージは出てしまいます。
そのため、それなりの他の大学とのライバルに勝てる対策をしていないと、同じレベルに見られては選考に通るのは難しくなってしまいます。
Fランでも大手に内定する人はいる
それでは、実際にFランになってしまうと、そこから優良企業の中でも大手に内定する人が出ないのかというと、決してそんなことはありません。
全ての企業が学歴で完全に採用枠を区切っているわけではありませんし、学校ごとの大体の採用人数を決めているという会社であったとしても、すべての枠がそれで決まっているわけではありません。
学校無関係の枠が用意されていたり、特別な能力を持った人であったり、何か目立つもの、光るものがあるという人を採用するということは営利企業である限り当然あるはずです。
いろいろな情報を見ても、意外なところから大手に内定を決めるという人も実際に出てきています。
勉強実績はアピールしにくい2
自己PRでの中身であったり、学校の成績であったりと勉強の実績も評価されてる対象にはなりますが、これらの大学の場合、なかなか勉強実績をアピールするのは難しいところがあります。
理系で特別な実績を出していて、明らかにそれが好材料となるようなものであれば通用することは多いでしょう。研究室で実績をなると評価は一段階変わってきます。ただし、それは多くは院卒であり、学部卒の場合でそこまで目立った成績を出すのは現実的ではありません。
文系の場合で、目立つようなものというのは非常に出しにくいです。
本人的にはその実績が凄いものだと思っていても、なかなか客観的に証明するものがあるわけではなく、企業側がイメージしにくかったりもします。
どうしても難関大のゼミでの研究結果と比べると見劣りするようなものも多く実際には優れていても、それを上手く見せるのが難しいというような問題も出てきます。
どこが現実的に勝負できる会社なのかわからない
どの会社であれば現実的に勝負ができるところになるのか。
また大手企業を狙う場合にはどのような対策をしてどのようなアピールをしていけば勝負になるのだろうか。
こうしたことが本当にわかりにくいものです。
まわりの人が同じような方法で上手くいっているんであれば参考にしながら、お互いに話しながら進んでいけますが、そのような人がいない中で会社を選ぶとなるとどのような基準を持っていいのかがわかりません。
各大学で就職先企業は公表しているかとは思いますが、その会社以外で行きたいとなると、どうしたらいいのかという判断が難しいのです。
あまり現実的に手堅いところだけを選んで本当に行きたいと思う会社を避けてしまうのはよくありません。だからといって全く入ることもできない会社だけを受け続けても意味がありませんし、そうしているうちに入れる会社が無くなってしまうリスクも出てきます。
また、そもそも本当は良い会社があるにも関わらず、その会社に気づかないということもあるかもしれません。目の前に入ってくる情報だけを見ているとそうした良い情報にたどり着けないというリスクもあるのです。
とにかく早く動くということが求められる
Fランのレベルに在籍する大学生であれば就活に関してはとにかく早く動く、情報収集をする、ESや面接等の対策を進めておく必要があります。
他の人と同じ時期に同じく始めたのであれば、差別化につながりませんし
、人と同じ勝負をしていてば勝てる見込みも低くなってしまいます。
就活に関しては他の人よりも誰よりも頑張った。
そう言えるくらいでないと、数少ない優良企業への枠を勝ち取るというのは難しくなってくるでしょう。
受験勉強でも早い時期から長い時間勉強してきた人が圧倒的に有利になります。就活であっても、一部の才能のある人は除いて、基本的にはどれだけ早く真剣に考えたか、しっかりと対策をしたかが大きな差になってくるのです。
就活エージェントを利用するメリット
就活エージェントという制度をご存じでしょうか。このサイトでは就活エージェントの利用をおすすめしているのですが、今ではエージェント経由での内定獲得というのも増えてきています。
従来の就職活動がリクナビ等の就活サイトで企業にエントリーして、その企業と直接やりとりをしていることと比べ、就活エージェントを利用すると、エージェントを通して活動をしていくことになります。
就活エージェントを通すからこそ、普通に選考を受けるのでは得られない情報が得られたり、本当に行きたいと思う企業を見つけたり、紹介を受けることが可能になるのです。
絶対に就活エージェント経由がいいということではなく、選考の1ルートとしてエージェント経由のものも持っていた方が有利になるのではないでしょうか。
Fラン学生でも実績がある
Fランの学生だと、就活をしても落ちてばかりで一向に進む気配が見えない。企業側が全然相手にしてくれない。
こういう心配があります。
でも就活エージェントを通せば学校名にかかわらない実績というものを持っています。
Fラン出身でもその人の良い部分を見つけて企業を紹介してくれて内定を獲得することが可能ということで、通常の選考ルートよりも有利になる可能性は高まります。
もちろんその人本人にしっかりとした魅力があって、企業側から見ても欲しい人材であるというのが前提にはなりますが、学校名で損をしている人がエージェントを使う価値は大きいと考えます。
優良企業が紹介される
就活エージェントを使うと優良企業を紹介されやすいというメリットがあります。
エージェント側も企業側のことを理解した上で紹介してくるので、何も詳しいことを知らないで就活をするよりミスマッチが少ないということが期待できます。
会社の中というのは本当は入ってみないとわかりません。そして学生の場合、その実態を知る、想像するというのは本当に難しいものです。
間に第三者であるエージェントが入るからこそ見えてくるものがあります。
また、エージェントが紹介する企業であまりにもブラック企業ということであれば問題になってしまいます。
そのためエージェント側としても採用後に危ない企業と契約することは避けるものになりますし、より安全性は高いものになりますね。
ES添削や面接指導が受けられる
就活エージェントを使うメリットとしては、ES添削や面接指導が受けられるということがあります。
こうした指導はなかなか受けられるところがありません。友達同士でやってもいいですが、どうしても客観的な判断ができませんし、会社側からみたときにどうかというところまではわかりません。
学校の就職課等で対応してくれることもありますが、学校によってはそこまで期待できなかったり、アドバイスがあまり正しくないということもあるでしょう。
直接的に企業に学生を紹介して、そこで内定までつないでくれる実績を持つ就活エージェントを利用する方が可能性が高くなるというものです。
自分のESや面接に自信がなかったり、さらに改善を進めていきたいという人にとってもこのようなサービスを利用するのはメリットが大きいものなのです。
どの就活エージェントを使うのがいいか
就活エージェントというのもどのエージェントを使えばいいのかという問題があります。
ネットで調べてみますと多くのエージェントが出てきますね。
別に1つにしか登録してはいけないということはありませんので、複数のエージェントに登録して問題ありません。
どうしても担当の人との相性という部分はありますし、人によって合う合わないというところは異なってくる部分はあるでしょう。
おすすめの就活エージェントとしては以下のところがあります。
これらは知名度が高く、またこれまでの実績も多くて安心できますね。
また高学歴専門のようなサービスでは困ってしまうという人も以下のサービスであれば大学名に関係なく利用することができますので安心できます。
・キャリアチケット
・キャリアパーク
・キャリセン
まずはこれらの就活エージェントからチェックしてみるというのはいかがでしょうか。
まとめ
ここではFランと呼ばれる大学生が就活で理想の会社に就職するにはどうすればいいのかということで就活エージェントについて取り上げてみました。
就活エージェントだけがすべてではありませんし、必ずしもアドバイザー等のいう通りに進めていかなければいけないというわけではありません。
ただこのようなサービスも複合して上手に使っていけばだんだんと自分に合うサービスというものもわかってきますし、内定に向けた道筋ができる、やりたいことがわかってくるということがあるものです。
あまり好き嫌いせずにまずは登録してみてどのようなものか体験してみるというのが良いのかなと思いますね。